2010-03-30

40 Reindeer Records vol2

寝ても醒めても音楽が大好きなタイミングが周期的にやってきます。そういうときはコンピレーションを作りたくなります。

01-Walk With You / Ringo Starr
リンゴとポールの合作。Beatlesメンバーの曲はいつでも、ぶれのない、何かgiftがあるように感じます。

02-Two Weeks / Grizzly Bear
NYブルックリンのバンド。飛行機で聴いて一度で気に入ってしまいました。

03-Like a Rolling Stone / Green Day
Bob Dylanの名曲を稀代のパンクロッカーが歌うと?この曲、Rolling Stonesによるカバーも最高でしたが、それに劣らない疾走感です(要するに、もとの曲が良いのですね)。

04-Empire State of Mind, Pt. 2 - Broken Down / Alicia Keys
こんなふうに歌いあげられるNYという街、こんなにも表現される街、というのは結構すごいことです。

05-Fireflies / Owl City
一見したさわやかさ、キャッチーさだけでない繰り返し聞きたくなる不思議な深みがあります。

06-Elevator / Cloudberry Jam
15年ほど前のスウェーデンのバンドの曲で、all time bestのひとつ。さらりと王道を行く名曲。

07-Horchata / Vampire Weekend
最初ラジオで聞いて以来、気になってしかたなかった、風変わりでセンスの良い、変な曲(笑)。

08-Now We Are Free / Lisa Gerrard
映画"Gradiator"で使われた曲で、何語で歌っているのか分からないけれど極上の心地よさがあります。

09-Tom Traubert's Blues (Four Sheets to the Wind In Copenhagen) / Tom Waits
しゃがれ声、と言えばこの人のこと。曲は非常に優しくメランコリーで、そのギャップがたまりません。

10-We Are the World / U.S.A. for Africa
誰もが聞いたことがあると思います。もう一度聞いてみて下さい。有名なだけでなく、本当にいい曲だと気付きます。


ラジオDJのように、「絶妙」としか言えない連続性で曲をつなげることができたら、といつも試行しています。

from Reindeer Records, a random-temporary-personal-easygoing music label. Thanks to my friend, Scarlet.

39 Green, Light & City

最近いかに”緑”が好きかを繰り返し語っているので、もういい加減飽きられているかもしれませんが、

写真は私が育てている植物の一部です。育てているといっても、屋台の金魚すくいですくってきた金魚を育てている、というのとほぼ同じくらいの適当な手のかけかたです。出身(?)も、まあ金魚すくいと似たり寄ったりと思われます。この、雑(草)然とした写り方にも現れているでしょうか。

好きなのは、この「日光を浴びたときの緑」の姿です。光を合成して酸素を作り出すことで生存し成長するわけで、「このために生まれてきた!」とでもいわんばかりの姿。全身で光を吸収しようとしているように思えます。

緑を眺め、写真に撮り、ブログに載せている過程で、ル・コルビュジエの都市計画を思い出しました。

都市の中心に超高層ビルを整然と並べ、仕事と生活の場をそこに作り出し、自動車と歩行者の道路は区別し、地上からピロティで持ち上げられた超高層ビルの間の広大な区画に幾多の樹木を植え、緑地を作り出す。都市の人々は、自動車の通らない木々の下の道を行き交い、生活する。

都市生活に欠かせないものとして、緑を建築計画の一部とした計画。

さて、コルビュジエについて語りだすと、止まらなくなって「緑」どころではなくなるので、いずれまた次の機会につなげます。

2010-03-29

38 Wind blows

When wind blows radically as spring is coming, I always remember the movie "The Fifth Element". If my memory is correct, "Wind, Water, Fire, Earth" is the 4 elements of the universe, and its heroine "Leeloo" is the 5th. The whole story is rather rubbish but I like it so much because of the combination of charming and mysterious Leeloo and "Die Hard" Bruce Willis in the sparkling creation of 23rd(?) century.

At the ending, she starts to say "Wind blows..." and that's the key of the secret to destroy the villain. Maybe "rain falls..." or something followed after this, but all I remember is the "Wind blows."

2010-03-27

37 Rebel-rouser (1 week after the Minority)

One week has passed after I took photo of the "Minority" cherry blossom, when I was about to walk under it again, the image made me laugh. Why? Because as you can see, it blooms flowery with its new leaves coming out at the same time.

I'm not quite sure about it but I understand usually sakura flowers don't accompany leaves, do they?

Well it might be really a minority, a rebel-rouser.

2010-03-21

36 Minority

When spring comes I always ask myself if I can appreciate the cherry blossom. Unfortunately the answer would be "not specially, I guess." (I'm sorry for friends who are genuine lovers of sakura!)

I do like nothing better than the scenary of green trees, green grass, green leaves.
I love walking in the forest when trees are coming into leaf much better than gathering to watch cherry blossom. To me the colour of spring is not flower but sprout.

It's not because of my perversity nor the hey fever, but it's a simple question towards the symbolic images that cherry blossom are expected to carry. Simply, how can you say sakura is "fragile and short-lived"? On the contrary they can live hundreds of years. Maybe I don't understand that sissy images shared with everybody toward cherry blossom. Maybe I am minority.

I saw one of them stretching behind a vending machine, in the middle of the building wall. It's energetic and even cheerful. Flowers will soon be lost, but it's somewhat free and easy as if it's the minority.

2010-03-14

35 Searching, Spotting, Shooting

高層ビルの窓ひとつひとつの向こうに、自分と同じように働いている人たちがいて、そこには同じように膨大でうんざりするほどの情報の山が居座り、情報の海が押し寄せています。

まあ、仕事なら仕方ない。

でも仕事のためではなく

自分のための情報をどうやって得ますか?情報は探し求めるもの、自分から取りに行くもの、予期していなくても目の前を通ったらつかまえるものです。

写真を撮ることと実によく似ているのです。

「こんな景色を撮りたいから探しに行く」
「目の前に撮りたい光景があったらシャッターをきる」

Don't you think?

2010-03-09

34 Evergreen

Today we had heavy cold snow in Tokyo. I don't call it snow, cause snow which I know is totally different. To me Real Snow is just like feather created from many pieces of a crystal. I suppose you can imagine how beautiful, light and dazzling snow is.


Well I'm not going to talk about snow here, but I realize another beauty in snow field; Evergreen.

2010-03-04

33 MTV : music television

高校生のころ、MTVは私にとってディズニーランドのように楽しい存在、相棒でした。一日中、Music videoが見られる放送局で、そのシニカルでおちゃらけた雰囲気がいかにも米国な感じがして、随分とあこがれたものです。VJか、またはMusic videoの監督になることが夢でした。

そんなMTVの、米国の底力を見せつけられたことがあります。Kurt Cobainが亡くなったとき、それはMTVワールドにとって緊急事態でした。ニュースが流れたその直後から、彼の混乱したファンを救うための専門のホットラインが示され、普段は「おちゃらけた」VJたちが、真剣に、真摯に、この出来事にメディアとしてどう対処するかを考え、行動を起こしていたように思えました。

音楽の歴史の光と影を映し出す、MTV---Make Things Vigorous!

2010-03-02

32 Lost in Transient

Well it's just so difficult to explain this feeling.

One sunday I was away from my home and stood in the snowy field at 9 am. I spent exactly 12 hours on the island but it seemed to me it was 2-3 days trip.

It's little bit different from saying, "time passes slower in countryside than in a city." No, I guess time passes as always the same.

It's not the time that change but me, as if I suddenly become free from time. I don't need the time. i don 't need to think of time, catch the time, follow the time, or anything. I have no idea what made me so.

2010-03-01

31 Filmmaker's World

夜寝付けないということはほとんどないのですが、もしそんなことがあったら、羊を数えるかわりに試してみたいゲーム。勝ちも負けもエンドもないゲームですが。

ある俳優(または監督)からスタートして、その俳優が共演した別の俳優、またはその俳優が出演した映画の監督の作品に出ている別の俳優、を思い浮かべてつなげるだけです。

たとえばイングリッド・バーグマン。

この名女優が、「オリエント急行殺人事件」で共演したアルバート・フィニー。アルバート・フィニーが出た「エリン・ブロコビッチ」の監督はスティーブン・ソダーバーグ。ソダ―バーグといえば、監督作「オーシャンズ11」に出たジョージ・クルーニーが、「ピースメイカー」で共演した二コール・キッドマンが、「めぐりあう時間たち」で共演したメリル・ストリープが、「クレイマー、クレイマー」で共演したのがダスティン・ホフマン。ダスティン・ホフマンと「アガサ」で共演したヴァネッサ・レッドグレーブが…「オリエント急行殺人事件」でイングリッド・バーグマンと共演…

他愛ない遊びですが、肝心なのは直観的に「どの映画が思い浮かぶか?」そこから先はありとあらゆるつながりの可能性があります。サークルのようにぐるっと回ってもどってくることもあれば、あきれるほど果てしなくいろいろなつながりを発見したりもします。

映画界というのはきっと、必ず誰かが誰かを知っているのではないでしょうか。「一度は一緒に仕事をしたことのある人たち同士」で構成されている世界なのではないでしょうか。

「彼とは、昔一緒に仕事をした」
「彼女のことは、仕事仲間から良く聞いている」

俳優や監督たちがもしこんなふうに語るとすると、Filmmaker's Worldは、なんだか一つの大きな会社のように思えてくるのです。