クリスマスの話題にはまだ少し早いのですが、このblogのタイトルにもなっているトナカイはサンタクロースの橇を曳く動物として知らない子供はいないでしょう(サンタクロースと空飛ぶトナカイと靴下とプレゼントとクリスマスツリーとひいらぎがいったいどうやって世界中に広まったのかは分かりませんが、このイメージが国や人種を超えて大変なポピュラリティを獲得していることは間違いなく感嘆すべきことです)。
ところで現実のトナカイはシカの一種で、写真の通り何よりも大きくて立派な角が特徴です。まるで木の枝です。クリスマスの夜空には赤い鼻が行く手を照らすようですが、この立派な角が歌われることなく、代わりにコミカルな赤い鼻がつけられたのはなぜなのでしょうか。
トナカイはシカ科では唯一雄雌ともに角を持ちます。角は雄同士の闘争のためだけでなく、雪を掘り起こして食物を獲得するための大事な道具だそうです。それを知らなくても、この姿を見るだけでトナカイを象徴するのは角なのだと思いいたります。
クリスマスカードにユーモラスに描かれるトナカイはよく真っ赤な大きな鼻をつけています。
これはこれで可愛らしいのですが、角のシルエットを強調するだけでぐっとそれらしくなります。
美しくデフォルメされていても、やはり肝心なのは角の部分です。
中にはこんなトナカイもいますが…
赤い鼻がつこうがつくまいが、やはりポイントはこの立派な角なのでしょう。
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