一日のうちでもっとも短時間ですませるべき(?)Breakfastに、実はいつも最長の時間をかけています。それは作って、食べて、片づけるまでが朝ごはんの楽しみだから。一日で最初の楽しみだから。
そういうわけで、自分で作らない朝ごはんには、だいたい違和感を覚えるのですが、ここは違います。
普段の食事と味わいが似ていることもありますが、自分で野菜を切り、卵を茹で、パンを焼き、コーヒーを淹れてテーブルについた、そういう感じがありました。
おいしい、おいしくない、ではなく(もちろん大変おいしいのですが)、親しみを覚える食事と、そうでない食事。店空間の良さもさることながら、自分の食べるものと自分との親和性が心地よい。そういう感覚で食べていると、間違いないのではと思っています。
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