"Incredible. What am I doing here?"(Adam Young in Owlcity)
いささか内省的で夢見がちできれいな曲で聴かせるOwlcityのライブに行ってきました。友人のおかげで直前リハーサルにsneak inできたのですが、そこには曲のイメージ通り、いかにも寡黙でナイーヴそうなミュージシャンがいました。
が、本番開始すぐにその姿は豹変し、ミュージシャンは全身全霊で、熱のこもったライヴを繰り広げ、一人でオーディエンスを支配していました。うんと地軸が傾いた地球がぐるぐるまわっているような、大きな鳥が片方の翼だけで羽ばたいているような、何ともアンバランスな格好で跳び、ギターをかきならしながら、独特のオーラを放ち、歌にも手抜かりなし。
ライブやクラブで音楽を聴いていると、今その瞬間の音楽に集中することを思い出します。それとひきかえ、日常はいかに「あとさき」しか考えず「今この瞬間」を忘れているかと。
"Keep your concentration here and now where it belongs."
"Master Yoda says I should be mindful of the future..."
"...but not at the expense of the moment. Be mindful of the living Force."
(from Star Wars episode I)
Owlcityを聴きながら、自分の半分はひたすら音に聴き入り満喫していながら、もう半分の自分は妙に冷静に考え事なんかを始めていました。
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