これが午後1時の空です。例によって都会の雪は重たく冷たいシャーベットで、撮りたくなるような雪景色はたいして見つかりませんが、空が違います。単なる曇りの日とも雨の日とも違う、雪を含んだ灰色の雲というのは、陰りの中に独特の光を持っています。
恐ろしく寒く、でも雪が降るとそわそわして皆が外に出てくる、そんな日でした。そしてSimon & Garfunkleの"A Hazy Shade of Winter"にぴったりな写真が撮れた日でした。
But look around
Leaves are brown
And the sky is a hazy shade of winter
でも見てごらん
木の葉は枯れて
空にはうす暗い冬の影
Look around
The grass is high
The fields are ripe
It's the springtime of my life
見てごらん
草は茂り
野は実っている
人生の春が来た
I look around
Leaves are brown Now
And the sky is a hazy shade of winter
気がつくと
木の葉はもう枯れて
空にはうす暗い冬の影
Look around
Leaves are brown
There's a patch of snow on the ground
見てごらん
木の葉は枯れて
地面に雪が積もりだした
繊細で物憂げな歌詞と対照的に、これが彼らの作品の中で最も力強い気骨溢れるRock'n Rollである、というセンスが最高。"Hazy shade of winter"の中に出ていく気分を楽しくさせてくれる名曲です。
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