いぶし銀の肖像写真シリーズ
ではなくて、
アルベルト・アインシュタイン博士です。偉大なる科学者は、こんな肩の凝らない機知に富んだ言葉を残したことでも有名です(と、最近知りました)
「私は将来について悩まない。すぐにやってくるから」
「どうして自分を責めるんですか?他人がちゃんと必要なときに責めてくれるんだから、いいじゃないですか」
いいこと言うなあ、と気軽に思える身近さ。
「想像力は知識よりも重要である。知識に限界があるが為に、想像力が世界をとりまき、発展を刺激しつづけ、進歩に息を吹き込みつづけているのだから」
事もなげに語っていらっしゃいますが、読むほうは簡単でも、こんな壮大な言葉、まず言えません。
「不可能なことを行うのは、私にとって一種の楽しみだ」
ウォルト・ディズニー
「私は、何度も何度も失敗した。打ちのめされた。それが、私の成功した理由だ」
マイケル・ジョーダン
「世の中は、君の理解する以上に栄光に満ちている」
G.K.チェスタトン
「およそ、人は幸福になろうとする決心の強さに応じて幸福になれるものだ」
エイブラハム・リンカーン
「人生は10段変速の自転車のようなもの。誰もが自分が持っているものの大半は使っていないのです」
チャールズ・シュルツ
著名で偉大な人はほとんど名言を残している一方、名言を残す人が著名で偉大とは限らないはずです。バスケットの神様やミッキー・マウスの産みの親、合衆国大統領にお目にかかることはそうそうなくても、「いいこと言うなあ」と誰かの一言にふりかえることは、必ずあります。でも肝心なのはそれが発せられた場面や背景に関係なく、言葉だけ取り出しても十分意義のある、いい言葉であること。ジョーダンもディズニーも全く共通点のない世界にありながら、お互いの言葉を取り替えても成り立つのではないかと思えるくらいの普遍性があります。
アンディ・ウォーホルの言葉に「人は誰でも生涯のうちに15分間だけなら有名になれる」というのがありますが(誰もそれを証明したりしないのはいいことです)、それならきっと「人は誰でも生涯のうちに名言をひとつやふたつ、生み出すことができる。それが15分間も続くとは限らないが」。
著名であろうとなかろうと、自分と気の合う名言をいくつか見つけておくのは愉快なことです。アインシュタイン博士の言葉の中でいちばん気に入ったのは、
「人生を楽しむ秘訣は普通にこだわらないこと。普通と言われる人生を送る人間なんて、一人としていやしない。いたらお目にかかりたいものだ」
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