それよりも良く覚えているのが、機内のデザインでした。飛行機の中に大統領執務室も家族とくつろぐリビングもあり、もちろん狭いけれど機能的でシックで上質なインテリアでした。映画では、大統領は機内をもちろん隅々まで知っているけれど、テロリストは知らない。その点を優位に取って反撃に出る…だったかどうか…
限定された空間での緊迫感は、それをうまく捉えれば最高のスリルでしょう。ビルに閉じ込められた「ダイ・ハード」や、潜水艦ものの「レッド・オクトーバーを追え!」など、同時期のアクション映画には好きなものが結構あります。本物のAir Force Oneを見学できたけれど、写真撮影はできなかったという映画製作スタッフが、機内のデザインを記憶して帰ってそれを再現したという話、こういうディテールが映画にパワーを与えるのだと思います。
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