2010-02-14

28 Air force one

"Air Force One" というアクション映画がありました。米国大統領専用機の中で、大統領がテロリストと戦う(文字通り、戦う)、そして勝つ(ハリウッド映画なら、やっぱりこうでなくては)というもの。戦う大統領がかっこよく、わりあい好評を得た映画だったと記憶しています。ちなみに大統領役はハリソン・フォード。テロリストはゲイリー・オールドマン。副大統領役がグレン・クローズ。話の展開も、解決の仕方もすっかり忘れてしまいましたが、この3人は確かに強烈に役にはまっていて、それぞれ良かったです。

それよりも良く覚えているのが、機内のデザインでした。飛行機の中に大統領執務室も家族とくつろぐリビングもあり、もちろん狭いけれど機能的でシックで上質なインテリアでした。映画では、大統領は機内をもちろん隅々まで知っているけれど、テロリストは知らない。その点を優位に取って反撃に出る…だったかどうか…

限定された空間での緊迫感は、それをうまく捉えれば最高のスリルでしょう。ビルに閉じ込められた「ダイ・ハード」や、潜水艦ものの「レッド・オクトーバーを追え!」など、同時期のアクション映画には好きなものが結構あります。本物のAir Force Oneを見学できたけれど、写真撮影はできなかったという映画製作スタッフが、機内のデザインを記憶して帰ってそれを再現したという話、こういうディテールが映画にパワーを与えるのだと思います。

No comments:

Post a Comment