いわゆる「人生設計」はあまり得意ではありません。理由は3つ、i) 設計しても人生がその通りに進むことはまずない(まじめに設計していないからかもしれませんが) ii) 偶然の出会い、チャンス、時にはなりゆきに乗じた人生の方が、どちらかと言えば向いているから、そしてiii) 世界が大変なスピードで変化しているから。
別に”Que Sera Sera"と粋に構えているわけではありません。予測のつかない変化が環境にも自分自身にも起こることを認識し、「変化にうろたえず、左右されず、その時その時で最適な判断ができる軸を持ちたい」というのがいわば理想です。実践は難しいのですが。
「人生設計」というのは重い言葉です。あたかも一生を見通してすみずみまで計画しなければならず、うまくいかないと一からやりなおしになってしまいそうです。ところが「人生の企画書」なら、もっと気軽で気楽です。企画書なら、ちょっと試してうまくいかなければ採用しなければいいですし、いまひとつタイミングが合わないならしばらく寝かせておいても構いません。問題は、ときどきは「当たる」とか「大当たりする」企画がないと、自分で自分に企画を売り込むのも難しくなってきてしまうところです。
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