"May the 4th" ---it seems today is an anniversary for Star Wars universe
観客にとって映画は面白さがすべてです。ほとんどの場合、2Dか3Dかの違いは大したことではありません。ストーリーの面白さは長く記憶に残りますが、映像の効果は見ているその瞬間の驚き、楽しさにとどまります。しかしだからといって価値がないのではありません。3D映画を見て、後でそれがどんな感覚だったか思い出せず、説明もできないのだとすれば、それだけ新鮮で想像を超えた映像表現を目の当たりにしたということです(そうでない場合もありますが)。
「Toy Story 3」「Christmas Carol」「Thor」「Harry Potter」―近年、3Dで見て面白かった映画です。ディズニーやピクサー作品、特にChristmas Carolの繊細で丁寧な3D表現は秀逸でした。やはりアニメーションはもともと自由自在な画面が作れるだけに3Dに違和感がありません。後2つはいわゆる大作ですが映画全体のアートワークがなかなか素晴らしく、これも3Dで体感すべき楽しさの一つです。
一方、昨年の3Dブロックバスターとなった「Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides」は機内で見ました(勿論2Dで)。映像の醍醐味は到底なく、目を凝らして小さな画面を見ているだけでしたが、エンタテインメントの面白さを損なうことはありません。
「Hugo」「The Adventures of Tintin」といった評判の3D映画を見ていないため正確な判断はできませんが、結論としては2Dでも3Dでもどちらでもいいように思います。3Dでリマスターされた「Star Wars Episode1」は初公開時より若干面白く感じましたが、映像に奥行きや臨場感が足されると具体的にどうなのかと言われれば、「何となく格好良くなる」といったところです。
今年のアカデミー賞を席巻した「The Artist」や「My Week with Marilyn」「Midnight in Paris」はいずれも素晴らしく面白く、質が高く、美しく、そして3D化などは誰も考えもしない映画です。ではSFXをふんだんに使った娯楽大作で、アクション満載でロケーションと映像に凝った映画であれば例外なく3Dなのかといえば、「Mission Impossible―Ghost Protocol」は2Dでした。2Dがよいか3Dがよいかなどとは一瞬も考えずに済むスリリングで実に面白い映画でした。一方、3Dで公開された「John Carter」は、面白いというよりいささか不思議な映画ですが、火星の王国というファンタジックな世界とアクションシークエンスにおいて3D表現は見事でした。
全編にわたり注意深く映像美を追求した映画を3Dで見られれば素晴らしいものになるでしょう。しかし映画館はテーマパークではなく、かつ、自分とスクリーンとの間の程よい距離感に満足している観客は少なくないだろうと思います。
「Toy Story 3」「Christmas Carol」「Thor」「Harry Potter」―近年、3Dで見て面白かった映画です。ディズニーやピクサー作品、特にChristmas Carolの繊細で丁寧な3D表現は秀逸でした。やはりアニメーションはもともと自由自在な画面が作れるだけに3Dに違和感がありません。後2つはいわゆる大作ですが映画全体のアートワークがなかなか素晴らしく、これも3Dで体感すべき楽しさの一つです。
一方、昨年の3Dブロックバスターとなった「Pirates of the Caribbean: On Stranger Tides」は機内で見ました(勿論2Dで)。映像の醍醐味は到底なく、目を凝らして小さな画面を見ているだけでしたが、エンタテインメントの面白さを損なうことはありません。
「Hugo」「The Adventures of Tintin」といった評判の3D映画を見ていないため正確な判断はできませんが、結論としては2Dでも3Dでもどちらでもいいように思います。3Dでリマスターされた「Star Wars Episode1」は初公開時より若干面白く感じましたが、映像に奥行きや臨場感が足されると具体的にどうなのかと言われれば、「何となく格好良くなる」といったところです。
今年のアカデミー賞を席巻した「The Artist」や「My Week with Marilyn」「Midnight in Paris」はいずれも素晴らしく面白く、質が高く、美しく、そして3D化などは誰も考えもしない映画です。ではSFXをふんだんに使った娯楽大作で、アクション満載でロケーションと映像に凝った映画であれば例外なく3Dなのかといえば、「Mission Impossible―Ghost Protocol」は2Dでした。2Dがよいか3Dがよいかなどとは一瞬も考えずに済むスリリングで実に面白い映画でした。一方、3Dで公開された「John Carter」は、面白いというよりいささか不思議な映画ですが、火星の王国というファンタジックな世界とアクションシークエンスにおいて3D表現は見事でした。
全編にわたり注意深く映像美を追求した映画を3Dで見られれば素晴らしいものになるでしょう。しかし映画館はテーマパークではなく、かつ、自分とスクリーンとの間の程よい距離感に満足している観客は少なくないだろうと思います。
No comments:
Post a Comment