2010-01-02

02 "Man In The Mirror"

Reasons to see MJ's This Is It, this fantastic work of art are plenty. Danse? yes absolutly, songs? of course that's miraculous, and especially those moments are impressive;
Jackson 5 の"I Want You Back"のステージの直後、
「普通に耳で聴くように育てられたから、イヤーピースからの音に慣れていないんだ。努力しているけどね」

この穏やかな言葉には、MJが何十年も昔、レコードしかなかった時代からの音楽の作り手であり、その時代のバックグラウンドを今も確かに持っている生身のアーティストであることが、それでいて新しい技術や方法にも柔軟に挑戦し続ける姿勢が垣間見え、何より印象に残ったものです。

"Smooth Criminal"の始まりで、後ろを向いていてはバックの映像の切り替わりが分からないのでは、と聞かれて
「分かるよ、なんとなく感覚で」

"The Way You Make Me Feel"のリハーサル中
「シンプルにね。オリジナルの音を忠実に再現したい」

これらも好きな言葉です。
MJの曲は新解釈も、新しいリミックスも不要のようです。ThrillerやBillie Jean、Black or Whiteを今聞いても、サウンドも歌声もバランスもひたすらに完璧であり、究極であり、迷いがありません。20-30年以上前だというのに。古さも流行も関係ないということは、時代の空気を切り取ったり反映するどころではない、本物のcreationがこれだということでしょう。MJが言うように、20-30年前に彼が発表したオリジナルのサウンドを忠実に再現し続けることが最高峰のパフォーマンスになるのです。

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