米国の「元祖」摩天楼、シカゴ。
行ったことはないけれど、ひどく親しみを感じる街です。
その理由は
1. Craig Riceがシカゴを舞台に著したスクリューボールコメディ・推理小説「弁護士マローンと、ジェイクとヘレン」のシリーズが大好き
2. シカゴ・トリビューンの名コラムニスト、Mike Roykoのコラムが大好き
3. シカゴで活躍したモダニズムのマイスター、Mies van der Roheの建築Lake Shore Drive Apartmentが大好き
4. バスケットボールが好きだった頃、 シカゴ・ブルズのMichael "Air" Jordanを尊敬していた
5. 海外ドラマが好きだった頃、シカゴを舞台にした「元祖」医療ドラマ「ER」にはまっていた(最初の数シーズンは)
影響の大きかった順に並べてみました。並べてみたところ、有名なものの順とちょうど逆になりました。Craig Riceについてのサイトは120万件あるのに対して、ERのサイトはざっと6億件(google)。面白いものです。
ある街を舞台にした小説をとことん読むと、その街の地名が勝手なイメージとともに記憶に残ります。Grant Park、Lake Shore Drive、Madison St.、State St.、Van Buren St.、どんな場所なのか見たこともないのに、シカゴは、住んでいた街のように親しみを感じます。
シカゴを好きだと語っていたある人物に、理由を聞きそびれてしまいました。
またお会いしたかったのですが。
Where'd all the good people go?
I've been changing channels I don't see them on the TV shows
Where'd all the good people go?
("Good People" by Jack Johnson, 2005)
その人物はこんなことも語ってくれました。
"I prefer the Business class to the First class because you can meet and talk with passengers during the fligth in the Business seat. First class is lonely."
「ファーストクラスよりビジネスクラスの方が好きなんですよ。ビジネスクラスなら、フライトの間は乗客と出会い、会話することができますからね。ファーストクラスは孤独ですよ」
"If you ask Americans of their business experience, you must ask their failures, their mistakes and what they've got to know from the experience. Americans never hesitate to talk about their failures."
「米国人にビジネス上の経験を聞くのであれば、ぜひ彼らの失敗や間違いについて、そして彼らがそこから何を教訓として得たのかを聞きなさい。米国人は、決して失敗について語るのをためらいはしないのです」
I thought he was truely a man of wisdom.
In Memory of Mr. J.M.
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